プロフィール

 ギター合奏団ラ・フォーレは、全日本学生ギターコンクール2006参加を契機に、2006年6月に埼玉県立川越高校古典ギター部のOB有志が集まって結成されたギターアンサンブル団体です。
 アルトギターやバスギター、アルトチェンバロギターといった合奏用ギターを用い、さまざまな曲を合奏して楽しんでいます。

名前の由来

 ラ・フォーレは、フランス語で書くと『La Foret』となり、英語でflower、日本語でという意味になります。しかし、この合奏団を設立した時、この意味を知るものは1人もいませんでした。
 ではなぜこの名前が選ばれたのか。
 実はこのラ・フォーレという名は、長野県の山奥にある志賀高原のホテルに由来します。合奏団設立時のメンバー構成は全て埼玉県立川越高校古典ギター部(古ギタ)のOBであり、そこは毎年夏合宿をラ・フォーレ志賀というホテルで行なってきました。この名称は古ギタのほとんどのOBに共通する単語であり、これからも古ギタの1つの合言葉として後世に受け継がれていくものと思われます。

合奏用ギターって?

 一般的にクラシックギターと言われるものは、合奏の世界ではプライムギターと呼ばれます。プライムギターのみを用いて合奏を行なうケースもありますが、弾く曲が多様化するにつれてプライムギターでは出せない音域の音を出す必要が出てきました。ここで考案されたのが合奏用ギターです。

アルトギター

 アルトギターはプライムギターより5度高い音域が出るように作られた、やや小さめのギターです。通常はメロディーを担当し、弦楽合奏ではバイオリンに相当します。高音域が出しやすいように、形状が左右非対称になっているのが特徴です。

バスギター

 バスギターはプライムギターの4度下、つまりアルトギターの1オクターブ下の音域が出るギターです。プライムギターより1回り大きく、基本的に右手は親指1本のみを用いて演奏されます。弦楽合奏ではチェロに相当し、下から合奏全体を支えます。

アルトチェンバロギター

 音域はアルトギターと同じですが、金属製の弦を右手に装着した針で弾くことにより、鍵盤楽器のチェンバロ(ハープシコード)にとても良く似た音を出すギターです。非常に小さく、自転車のかごに入れて運搬することも可能です。

 当合奏団ではまだ使用していませんが、合奏用ギターの中にはこれ以外にもソプラノギターコントラバスギターギタロンといったものもあります。

現在のメンバー構成

埼玉県立川越高校古典ギター部出身者5名(A1,A2,P,B,A.Cem)

ボツネーム

 名称を考える際に、『ギター合奏団ラ・フォーレ』以外に挙がった名称をここに掲載しておきます。
※『ラ・フォーレ』の部分に以下の名称を当てはめて想像してみてください。
ノンネル、ハバネロ、サトケン、etc...

戻る
inserted by FC2 system